英語の辞書
先日、新中学3年生の家庭教師に行って英語を教えてきました。
英語の成績は平均点マイナス20点くらいで苦手意識はないけど好きではない
といった様子でした。
さあ、この子にどうやって英語を教えていくか、と考えました。
まずは教材ですよね。
しかし、この子の場合はそもそも勉強していない感じだったので、
新しい教材を買わせるよりも教科書の勉強をもっと丁寧にやってもらう方が
効果的だと思いました。
全く勉強しないタイプの子は新しい教材を与えても取り組まないですからね。
そこで教科書の予習・復習の作業を増やそうと思いました。
私「次から英語の教科書の予習をしてきてね」
生徒「予習って何やればいいんですか?」
私「教科書を英文を音読して、わからない単語があれば、調べてそれをノートにまとめておいてください。来週先生が解説しながら音読します」
生徒「わからない単語はどうやって調べるんですか?」
私「教科書の後ろ側、索引があるよ。そこに載ってなかったら辞書で調べてね」
生徒「先生辞書ありません」
私「電子辞書も紙の辞書もないの?」
生徒「ないでーす」
中学3年生にもなって、英語の辞書がないとは…^^;
今までほんとに勉強しなかったんだろうな。。。
やはり、勉強ができない子は基本的なことが欠落していることが多いですよね。
ポテンシャルはあるのにもったいないことです。
そこで、早速お母さんに辞書を買ってもらうことをお願いしました。
すると、「ほんとにいるの~?わかりました~」といった様子で
本当に買ってあげるのか怪しい感じでした。
お母さんとしては若干、値段を気にされているようでした。
そこで中古の電子辞書を提案しました。
電子辞書と聞いて、そんな高いものは無理!と言っていましたが、
中古で安いやつなら3000円くらいです。高校に入ってからも絶対使います。
と伝えたら、買うことに前向きになってくれた様子。
きっとこれで買ってもらえると思います。
なぜ英語の辞書を買ってあげないのだろうか^^;
まあ、決して安いものではないですけどね。
ということで、家庭教師を雇ったり、塾に行かせたりする前に
まずは必要な教材は揃えてあげましょう。