mechanicAUの日記

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アリータ バトル・エンジェルのレビュー

※このレビューは作品を見た人向けに書いています。

 

アリータ:バトル・エンジェルのレビュー ★★★★☆(4/5)
英語タイトル:Alita: Battle Angel

2019年に制作。グラフィックがきれいで激しいバトルシーンが特徴の作品です。

特にアリータが戦士として目覚めはじめて、めちゃくちゃガタイのいいグリュシカを返り討ちにするバトルシーンが爽快です!

男性には特におすすめの作品です!

 

体は機械作りだけど、脳は20歳ぐらいの女の子なので、異性を愛してしまうこともあるみたいで、映画の中ではヒューゴという少年に助けられ、よくあるのパターンで恋に落ちる。生身の人間であるヒューゴはサイボーグの体のアリータを嫌煙する

どころか、「きれいだ」と述べており、相思相愛の関係に・・・

 

しかし、最後はとても切なかったですね。アリータはヒューゴを助けることができず、愛する人を失ってしまいます。アリータの立場になって考えるとすごく胸が痛みますね。愛する人も失い、自分だけ生き残っていく。

強い女性は一人で生きていく運命なのでしょうか・・・笑

 

作品全体を通して、なんだか考えさせれる側面もありました。

①戦争で壊滅的な状態になってしまった世界

 これは将来起こりうる未来を想像させます。

 

②下の世界の住人は上の世界の住人には絶対に逆らえない

 世の中の縮図ですよね。doctorイドは下の世界は善良な市民も悪に染めるといった内容のことを述べていました。現実世界においても、悪いと分かっていても立場が上の人から命令されたら、実行せざるを得ないですよね。

 

③下の世界を支配しているトップは黒人

 これは私が考えすぎなのでしょうかね。アメリカの映画ってうっすら人種のイメージのようなものを表現している気がします。昔の映画とかは露骨で、「グループで危険地帯に行くと、最初に死ぬのは黒人」というのがお決まりだったように思います。子供のころに感じた漠然とした記憶ですが・・・

 

④アリータが100人くらいいたのになぜ戦争で負けてしまったのか・・・

 これは見た人なら全員感じたのではないでしょうか。アリータめちゃめちゃ強いのにあんなのが100体くらいいたのになぜ戦争で負けてしまったのでしょうか。しかも、アリータの師匠的な人はアリータより確実に強そうでした。もしかしたら、この作品中では描かれていないだけで、空中都市の科学技術は私たちが想像している次元よりもはるか上で、アリータよりも段違いに強い戦士がたくさんいるのかもしれませんね。

 

 

終わり方が途中というか、続きがありそうな終わり方だったのでアリータ2も1、2年後くらいに上映されるのかな普通に面白かったので、2も見てみたいです!

 

「アリータ:バトルエンジェル」という作品自体は日本の「銃夢」という漫画が原作なんだそうです。アメリカ人もお目が高いですね。アリータを知ってから、銃夢という作品の存在を知りました。

 

銃夢もぜひチェックしたいですね。