リメンバーミーのレビュー
※このレビューは作品を見た人向けに書いています。
リメンバーミーのレビュー★★★★★(5/5)
(remember me:私を思い出して)
心温まる家族のストーリーで感動しました。
舞台はメキシコの町で、キャラクターもメキシコ訛りの英語でメキシカンな感じ。あらすじは、音楽が大好きな少年ミゲルの家庭は音楽を忌み嫌い、禁止する家庭であった。それは、曽曽祖父が家族を捨て、音楽家への道を進み、残された女性は夫が亡き後、女手一人で家族を支え、子孫には音楽を禁止する掟を守らせたからであった。しかし、少年には偉大な音楽家の血が流れており、その衝動は抑えられず家族の反対を振り切り、コンサート会場へ。その過程で呪われて、死者の国へ行き、メキシコの国民的ミュージシャンであるエルネスト・デラクルスを探す。(この時点ではミゲルはデラクルスを曽曽祖父であると信じ込んでいる。)そこでヘクターというボロボロの服を着たさえないおじさんに出会う。ヘクターは見ず知らずの少年ミゲルを助け、なんとかして少年とデラクルスを会わせようとする。のちにヘクターこそが偉大な音楽家であり、ミゲルの曽曽祖父であることに気づく。そこで家族の大切さ、自分自身の音楽的才能に気づき、現世に帰り、ミゲルは家族と仲直りして、音楽家として第一歩を踏み出す。
良い人はみんな幸せになり、きれいなハッピーエンドで物語は終わる。
感動だけではなく、作品自体がよく練られていて、見ていてすごく面白かったです。
大人も子供も男女問わずに楽しめる作品だと思います。
あのマヌケそうなわんちゃんが魂の案内人だったとは…笑
特に
祭壇の写真
⇒折り込んで見えなくなっていた部分の発見
⇒先祖が音楽家であったことが発覚
⇒死者の国へ
⇒ヘクターの助けを借り、曽曽祖父(と思っている)デラクルスにあう。
⇒デラクルスに裏切られる
⇒ヘクターこそが曽曽祖父であると気づく
の伏線回収が素晴らしかったです。
涙腺があまり強くない人はティッシュの用意必須です!